フリーランスエンジニアになるべきか

大手企業に勤め6年がたった。後輩から愚痴を聞く中で、後輩が転職を強く希望していることがわかり、職場環境について改めて考える機会を得た。(1年前に退職を止められ、現在の企業に残った私だったが、やめたくなった時の気持ちを忘れていた。後輩のおかげでだいぶ楽をしていたようだ。) この気持ちを忘れないために、本記事を書くべきだと考えた。

 

大企業勤めについて

メリット

・社会的信用。ブランド。

・福利厚生の充実?と、平均年収よりも高い年収。

   (福利厚生をキャッシュ換算し、残業しまくりで550万くらいか)

デメリット

・努力・成長する意味が見いだせない。危機感がない。

・やりたくない仕事が多すぎる。9割方雑用じゃん。

・ワクワク感はミリもない。

・簡単にはやめられない見えない力がある。(長期で休むとかはまず無理)

 

フリーランスについて

メリット

・人間関係のリセットの容易さ。

・自分がやりたい好きな仕事を選べる。

・年収がさらにUPする。(成果次第でさらにUPする。)

ニートしようと思えばできる。

デメリット

・社会的信用を失うかも。

・福利厚生はない。

 

 まとめ

・年収については、エージェントに聞いてみないと正確なところはわからない(働いてみないとわからないかもだ)が、派遣さんを雇った時には、募集要項をちょっとも満たしていない人材だったにも関わらず、月80万で発注していた。この経験からエージェントに15%として、未経験で月65万は最低ラインで可能と思っている。

別の関連会社さんには、月100万で発注していた。そもそも100万は日本的には普通であるように思う(高いから減らせないかみたいな話もあったかもだが)。ここからエージェントの15%を引くと、85万。技術力が十分で役に立つレベルであれば月85万が妥当と思われる。

企業からすれば、100万だろうが80万だろうがこき使える人材が欲しいことに変わりはない。使えなければ値段によらずキレたくなる。であれば、100万出してくれる会社に行くのが理に適っている。

月65万では、12か月で、780万

月85万では、12か月で、1020万

であり、上記は週5勤務で、むしろ残業がない分楽になってしまう可能性すらある。とはいえ、井の中の蛙である可能性や、実はコミュ力なさすぎるとか、そもそも受からないとか、市場価値なさすぎるとか、想像以上に不安定とか、個人事業主ならではの作業とか(税金、年金、保険)、色々懸念はあるわけだ。

 

お金と仕事とやりがいと

月65万ですら魅力的すぎるが、じゃあ月65万でいいやと即決すべきではない。技術の対価としてお金をもらうのだ。安く買いたたかれるべきではない。技術は就業前にでも身に着けるというスタンスで、十分に高価になるように交渉をすべきだ。

プログラム言語は、pythonがいいと思っている。誰が書いても同じようになるというのはとても理に適っている。自分は人のプログラムを読むのが苦手だが、規則性が見えれば理解が速い。そのため、規則性の強い言語であるpythonは仲良くなれそうだ。また、pythonエンジニアの年収は高い傾向にあるようだ。

 

つまり、エージェントには以下の希望を伝える。

・プログラム言語pythonで私に提案可能な最も高価な案件は何か。(その中からやりたいもの。ブラックでないものを選ぶ。)

・ゲームは少しは楽しそう。あまりにブラックでなければ、そこそこの速度でごりごりプログラムできそうな気がする。

pythonは、就業前に実用レベルに仕上げることを約束する。(c言語5年、shellscript6年の実用経験を、pythonに横展開)。品質確保のための開発プロセスは十分に理解している。

・1年程度の長期案件がいいとおもうたぶん。(面接そんなに好きじゃないはず)

・そういえば、応用情報持ってた。少しは足しにならないだろうか。

・今後も市場価値を上げ続けるために、この案件でいいか。プログラム言語はこのままでいいか。 

・税金を含んだ報酬か、別途税金分は支払われるか。エージェントさんのマージンは。

・1年目の月収はなぜ低めで、2年目以降あがるのか。そもそも企業から提示される金額は一定で、ここからエージェントさんが引く量が多かったりする?それとも、1年目に企業から提示される金額が低く、自分で値段を交渉するということ?

 

人生で大切にしたいこと

・サバイバル、危機感、仕方なく自己成長!

・人生は、自由度、多様性、キャッシュ!

 

仕事で大切にしたいこと

・愛想よく。(悪い:サラリーマン時代は不愛想)

・アウトプット主義(良い:サラリーマン時代は意識合わせのために聞きまくり)

・あるべき論をとなえる。(良い:サラリーマン時代はあるべき論唱えて生きてた)

・日本語や仕様書の力を思い出す。(良い:日本語や仕様書、そして開発プロセス順守が品質確保の基本。)

・日報を出す。(良い:誰かに報告しないと、やる気でない。)

・圧倒的なスピード感。(良い:頭の中で考えるな。文字に起こせ。)